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2018.08.06

ボランティア活動等への支援制度のご紹介、及び活動のご報告

平成30年7月豪雨により被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。

当社では全従業員(派遣社員を除く)を対象とし、有志による地域社会での支援活動を行っています。
従業員が自主的に取組みやすいよう制度化し、

 ①ボランティア活動等の支援活動は自主性にまかせ、活動を行う場合は“業務の一環”とみなす
 ②それらにかかる諸経費は実費会社負担とする
 ③土・日・祝に参加する場合は、振替休日を取得できる

と定めています。

平成30年7月豪雨により大きな被害が発生した倉敷市真備地区においても
災害復旧・生活支援として
活動を実施しており、
8/5(日)現在、すでに10名の従業員が現地入りし活動を行ってまいりました。

 ■活動場所:倉敷市真備地区(倉敷市災害ボランティアセンター)
 ■活動期間:2018年8月末
 ■活動内容:家屋内の清掃や土砂かき等

当社社員による現地レポートについては、以下をご覧ください。
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【7月24日(火) 活動内容】
平成 30 年 7 月豪雨災害におけるボランディア活動として、倉敷市真備地区に足を運んだ。新倉敷駅から、ボランディアセンター行きのバスに乗り込む。真備地区に近づくにつれ、それまで穏やかであった風景が打って変わったように土砂崩れの現場や水害にあった住居が目に飛び込んできた。家屋は砂埃や土砂でくすんだ色となり、人が住んでいる気配はない。窓が開放されているのは、これ以上水害による劣化を防ぐため乾燥させるためである。道なりには崩れた家屋の残骸や、家具、テレビ・冷蔵庫など故障した家電製品、車などが広範囲に瓦礫として並んでいる。連日の酷暑により水田は干上がり地割れが起こっている。

センターに到着すると多くのボランティアの方が受付の列に並んでいる。日陰もないためこの時点で汗が噴出してくる。受付を済ますと5 人一組のチームが編成され、復旧復興作業における注意点として、水は最低 2L を飲むこと、休憩は 15 分毎に 1 回 10 分を原則とする、被災者への配慮を忘れないなど説明を受ける。

その後再びバスに乗り込み、各担当エリアの拠点となる場所に移動した。そしていよいよ、5 人一組のチーム(我々は被害が大きく比較的大きな現場のため 10 人一組)で被災現場である家屋へ足を運ぶことになった。

我々が、担当したのは築 50 年以上の高齢夫婦が家主の木造土壁民家である。おそらく、災害に会う前は日本の情緒あふれる家屋であったに違いない。

到着して早々、「家主から男性は二階の畳を破棄、女性は一階の部屋を片付けて欲しい」という要望があった。男性人は、水害により崩れかけた階段から二階に上がると、畳がヘドロのような悪臭を放っている。水を多く含んでいるため重量も相当である。そこでまずは、6 人がかりで畳を持ち上げ、1 枚づつ二階から庭に落とす作業を行った。この間、女性人は一階の衣裳部屋?から泥にまみれた衣服や戸棚、朽ちた木材などを運ぶ作業を行ったが、思い出の数々がこのような姿になっていることに驚きを隠せない様子である。作業を始めて15 分後初めての 10 分休憩をとるが酷暑の中作業をしているため多量の水分を欲する。この時点で衣服は汗と泥で薄汚れている。それでも、話をしていると皆、何とか少しでも被災者の力になりたいという思いが伝わってくる。

その後も 15 分ごとに休憩を取りながら作業を行うが、災害ゴミを炎天下の中運び出す作業は思ったように進まない。それでも、家主から「今日は凄く作業が進んでいる。無理をしないようにだけお願いします」の声が胸に響く。数回の休憩中、家主と話をしたが、「この地区では、明治の終わりごろに水害が一度あったようだが、家を建てて約 50 年、まさかこのような水害に見舞われるとは思ってもいなかった。二度あることは三度あると考えるともうこの土地には住めないかもしれない。今は空いているマンションに住ませてもらっているが、仮設住宅の建設も思うように進んでおらず不安である。本当はもっと地域全体の復興を進めて欲しいが人手が 3 連休(7/14・15・16)後少なくなっている。」とのことだ。

約三時間半のボランティア作業を行い、帰り際に家主「ほんとうにありがとう。助かりました。」という言葉をいただいたが、まだまだ片付けるべき箇所が随分と残っており、申し訳ない気持ちのままボランティアセンターに戻ることとなった。ボランティアセンターに戻り、センターの係の方と少し話をすると、家主と同じように、「まだまだ人手が足りない。これから酷暑が続き復興作業効率も悪くなるだけでなく、台風などで二次災害が起こらないか不安である。」とおっしゃっていた。

今回、私は初めて災害ボランティアに参加したが、テレビニュースや新聞から入ってくる情報は主に災害センターの状況報告が多く、個々の災害現場の状況についてはプライバシーの問題からなのかなかなか伝わってこない印象である。こういったことは、実際に現場に足を運ぶことでしか感じることができないのである。
お金による支援も重要だが、被災現場を直接訪れ、状況を肌で感じ、地域の方とともに助け合う時間の重要さ、被災者の心のケアの大切さを感じる一日となった。
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被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

シン・エナジーでは引き続き、
本災害において大きな被害が発生した地域において人的な支援を行ってまいります。