Interview 05 東北エリアの新規開拓に、自治体新電力の立上げ。シン・エナジーのファンを増やすために、
会社とともに常に成長を。

鴻上 純一朗 / KOUKAMI JUNICHIRO

2013年新卒入社
所属:エネルギートレードグループ 東日本営業部 係長

※掲載内容は取材当時のものです

所属:エネルギートレードグループ 東日本営業部 係長

Profile

鴻上 純一朗

2013年にシン・エナジーに新卒入社し、EMS部に配属後、ソリューション部へ異動。病院や工場などの法人向けに、電力制御を行うデマンドコントロールや省エネ設備改修の提案営業を担当。2015年からは、新設されたエネルギートレードグル―プに所属。関西エリア・九州エリアにおいて、法人向けの新電力への切替提案を行う。現在は東京支社にて東北エリアをメインとした電力切替の提案営業だけでなく、代理店の開拓・地域新電力の立ち上げなど幅広い案件に携わる。

Chapter1―大切なのは、一つひとつ丁寧に説明してお客様に「信頼」してもらうこと―

2013年に新卒社員としてシン・エナジーに入社しました。初めに配属されたのはEMS部で、省エネ設備の提案営業を行っていました。その後はソリューション部に配属になり、省エネ設備の改修提案を行いました。どんどん取り扱うアイテムや補助金の内容も増え、営業の幅が大きく広がっていきましたね。

そして2015年に、現在も所属するエネルギートレードグループに配属になりました。病院や工場・スーパー・パチンコ店・介護老人保健施設などに向けて、新電力への切替提案を行っています。また、当社の電力を共に販売していただく「代理店」候補への提案も行っています。代理店の業種としては、不動産・LPガス・通信関係の会社や小売スーパーなどが多いです。

初めは本社(神戸)に勤務しており、関西や九州エリアでの営業活動を行っていましたが、2016年に東京支社へ異動になりました。現在は、東北エリアで新規開拓していくことがメインミッションです。

私がエネルギートレードグループに配属されたのは、部署自体が立ち上がってすぐのことです。 電力自由化 が知られるようになったのはここ数年のことですし、初めて耳にするというお客様も多く、漠然と不安を抱いている方も少なくありません。なので、電力の安定供給の仕組みや、料金が安くなるというメリットをわかりやすくご説明することで、不安を払拭できるようにしています。また、代理店さんに動いていただくときにも、なるべく私も同行することも心がけています。
まずは、「信頼」していただくことが大事だなと、日々の業務の中で感じています。

Chapter2―情報収集が不可欠な電力業界、苦労やプレッシャーもやりがいに!―

電力業界は、業務において理解しなければならない知識が多く、苦労することもあります。様々な制度や料金メニュー、代理店さんの契約内容、バランシンググループなど、一つひとつ正しく把握して業務をこなしていかないといけません。自分自身で考えて、お客様・お取引先が希望するサービス内容に近づけていくのは、未だになかなか難しいですね。正直プレッシャーもありますが、その分やりがいもあります。

自分で見極めるのはもちろんですが、自分だけで抱え込まず、先輩や上司にも相談するようにしています。提案に行く際に別部署の同期や先輩に同行してもらい、説明時のサポートをしてもらったこともありました。部署内はもちろん、他部署との間も風通しがよく、毎日のびのびと働けますし、若手社員にも活躍の場を多く提供してもらえることも、働きがいにつながっています。

大変なこともありますが、こうやって苦労や経験を積み上げていくことでお客様から信頼していただけるのは本当にうれしく思います。以前、今の部署へ異動が決まった際に、お世話になったお客様へごあいさつに伺い、「これからは電力販売の部署で働きます」とお伝えしたんです。すると、「省エネでだいぶお世話になったし、省エネから電力料金の見直しまで、鴻上くんに任せるよ!」と言っていただいたことがありました。そして実際に、当社へ電力会社を切替えてくださいました。本当にうれしかったですね。

Chapter3―シン・エナジーのファンを増やしたい―

これからの目標は、シン・エナジーのファンを増やすことです。今私が担当している東北・関東エリアはもちろん、本社がある関西エリアでも、シン・エナジーの知名度はまだまだで、知らないという方が多いと思うんです。なので、電力販売を通して、法人のお客様・お取引先の方たちに、もっとシン・エナジーのことを知っていただきたいです。そして、「シン・エナジーに切り替えたらすごく安くなったし、いい会社だよね」と言ってもらえるよう、東北エリアから名前を広めていけたらいいなと思っています。

そのためにも、毎日の業務の中では効率よく働けるように改善を重ねています。私自身、まだまだ提供するサービスに対し、業務の処理が追いついていない部分があります。どうすれば効率化できるか常に考え、悩みや課題がある時、手が止まっているなと思ったら、一人で抱えこまないように心がけています。他部署のメンバーや上司への相談を通じて、うまく周りとコミュニケーションをとりながら、スピーディーに対応し、今より良いサービスを提供できるようにしたいですね。

東京支社に異動になってからは、自治体新電力の立上げにも携わるようになりました。地域の中で作ったエネルギーをその地域の中で循環させることで、電気代を少し安くすることができるという仕組みです。千葉県の成田市と香取市の2市共同での地域電力会社の設立に関わったことをきっかけに、このスキームを他の地域にも広げていきたいと思うようになりました。

この2市の取り組みは、上司のサポートという形で入らせてもらったのですが、次は自分がメインとなって携わっていきたいです。電力の地産地消を行って、その収益を地域のまちおこしに充てることができたらいいなと思います。電力をつくったところで終わるのでなく、例えば収益で地元の交通機関の料金を少し安くするとか、自治体新電力のCMを作るとか、他社ともタイアップしながら、その地域にメリットを生む仕組みを作るのが今の大きな目標です。

自治体新電力 スキーム図

Why ?―シン・エナジーを選んだ理由―

高校生の頃から「環境」に興味がありました。大学も人間環境学部に進み、「環境」に関わる仕事に就くことを目標に就職活動を行いました。シン・エナジーとの出会いは会社説明会です。「これから事業を大幅に拡大させていくシン・エナジーと一緒に、成長を体験していきましょう」という話を聞き、自分も一緒に頑張りたいなと感じたんです。

今年で入社して5年目。現在の社員数は160名ですが、私が入社したころは80名程度でした。人数面でもかなり大きくなりましたし、事業も拡大しました。5年間働いてきた上で感じた当社の強みは、まずプランを提案するスピードが速いことですね。また、価格面の削減効果も非常に大きいと思います。さらに、自社で小水力発電やバイオマス発電など、環境にやさしい再生可能エネルギーの開発に取り組んでいることも、お客様に安心していただけるポイントの一つです。業務の中で大変なことも多いですが、日々会社とともに成長して、シン・エナジーのファンを増やしていきたいです。

One day schedule― ある1日のスケジュール ―

  • 午前

    東北まで新幹線で移動・メール確認。

  • 午後

    取引先と合流し水産加工工場・小売店、金属加工工場に新電力切替提案。代理店候補の不動産関係会社に提案。

  • 夕方

    メール確認や業務の報告を行った後、直帰。

Career path-キャリアパス-

  • 2013年

    シン・エナジーに入社しEMS部に配属。省エネ設備の提案を担当。

  • 2013年

    ソリューション部に配属。省エネ設備の改修提案営業を行う。

  • 2015年

    エネルギートレードグループに配属。関西・九州エリアにて法人向け新電力の営業などを行う。

  • 2016年

    エネルギートレードグループ 東日本営業部に配属。

  • ~現在

    電力切替提案・代理店候補企業への提案・地域新電力立上げフォローを行う。

Future― これからの夢、目標 ―

シン・エナジーがさらに成長し、ファンを増やすためにも、私自身は売上という形でしっかりと会社に貢献し、自社の電源の開発につなげていけたらいいなと思いますね。営業と電源開発の相乗効果で、どんどん事業を大きくしていければいいなと思います。