淡路市地域新電力事業連携に関する協定を締結
~「農と食・エネルギー・暮らしの持続」を地域と共にデザイン~
淡路市は「あわじ環境未来島構想」の実現を目指し、
住民、企業、行政が一緒になり、「持続する環境の島」を目指しています。
株式会社ほくだんは1995/1/17 午前5:46に発生した兵庫県南部地震によって地表に露出した野島断層を中心とした「北淡震災記念公園」の運営、維持管理を1998年より行っており、同社が中心となる淡路市地域新電力事業において、住民、企業、行政が一緒になった電気の地産地消、燃料の非化石化、エネルギーの自立、災害に強いまちづくりを目指します。
● 市内で生まれる電力の地産地消を実現
● 収益の一部は市内の事業に還元し経済循環
2021年1月
淡路市地域新電力事業連携に関する協定を締結
4月
公共施設に向けて電力販売事業開始
【供給先】 高圧・低圧合せて 184拠点
9月
環境省 自立・分散エネ補助事業に採択
●淡路市役所の駐車場3か所と防災あんしんセンターの駐車場に合計約950kWのPPAモデルのカーポート PV(駐車場屋根置き太陽光発電)を設置予定。
年間約630tのCO2を削減(見込)
●カーポートPVから淡路市役所庁舎、防災あんしんセンター、津名浄化センターの3か所に自営線を敷設予定。
発電した再生可能エネルギーの電気を3施設に供給
●淡路市役所の駐車場に蓄電総容量3,000kWh相当の定置型蓄電設備と移動式蓄電池用充電ステーションを併設し、災害時における災害レジリエンスの強化も図ります。
2023年(予定)
①一般家庭や事業所の屋根に太陽光パネルの設置を促進予定。
「自分の家で作った電気を自分の家で使う」
という最も小さな規模での地産地消を目指す。
②「あわぢからでんき」の販売を開始予定。
生ごみ、家畜ふん尿、刈草、下水汚泥といったバイオマス残さなどの未利用資源を地域で循環し付加価値化する試みをスタートしています。また、淡路島で問題となっている「竹害」を「竹価値」に転換し、伐採した竹を燃料や肥料、線香原料などに有効利用する研究・検証を進め、化石燃料の代替や肥料の地域化に活用していきます。
牛糞たい肥による農業試験
「竹害」を「竹価値」に転換